コオロギやイモムシなどを食べる「昆虫食」が東京都内でも広がっている。上野・アメ横に昆虫食専門店がオープンし、幅広く事業展開する専門企業も。世界でいま、食料不足を救う食材としても注目されている昆虫食。ゲテモノ扱いではなく、食の新たな選択肢の一つになるか。
1月半ば、買い物客や外国人観光客らでにぎわうアメ横に、昆虫食専門店「MUSHI-YA TOKYO ueno」がオープンした。壁面に大きく描かれた「虫」の文字や昆虫のシルエットが目を引く。
大コオロギの串焼き、その味は?
大コオロギの串焼き(税込み600円)、オオスズメバチ幼虫のソテー(800円)、サゴワームのソテー(800円)……。約15種類のメニューを用意し、その場で焼いて塩こしょうやマスタードなどで味付けして食べる。
記者も大コオロギの串焼きを食べてみた。見た目は強烈だが、口に入れるとサクサクとした食感でおいしい。エビの唐揚げのような味わいで、見た目さえ気にしなければ、個人的には「いける」と感じた。
運営するティ・アイ・エス(…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル